コロナを機に組織一丸 新体制で最高水準の医療へ

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東京医科歯科大学医学部附属病院
内田 信一 病院長(うちだ・しんいち)
1985年東京医科歯科大学医学部卒業。
武蔵野赤十字病院、米ジョンズホプキンス大学、
東京医科歯科大学医学部附属病院副病院長などを経て、2020年から現職。


 新型コロナウイルス感染症の猛威まっただ中で病院長に就任した内田信一氏。数々の難局をチーム医療で乗り越えながら、通常診療とコロナ対応の両立、地域医療連携のあるべき姿を模索してきた。

─コロナ禍での病院長就任から1年を振り返って。

 未知の状況で第1波を迎えて、2波、3波と続き、変異株拡大の第4波。まるでドラマを見るかのように予期せぬことが次々と起きて、それらに対応するのに精いっぱいでした。病院長として何かを目指すなどとは言っていられなかったというのが率直な印象です。

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