感染対策を徹底 コロナ禍の医療提供を模索

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社会医療法人雪の聖母会 聖マリア病院
島 弘志 病院長(しま・ひろじ)

1980年山口大学医学部卒業。久留米大学医学部外科学講師、
聖マリア病院副院長、同救命救急センター長などを経て、2009年から現職。
日本病院会副会長兼任。

 「コロナ禍の今、病院は分岐点にいる」と語るのは、聖マリア病院の島弘志病院長。病床数1097床、福岡県筑後地域の急性期医療を担う同院は、徹底した新型コロナウイルス感染症対策を講じてきた。対応や経営面での変化はどうだったのだろうか。

─新型コロナへの対応は。

 2020年2月下旬に対応協議を開始。3月2日には対策本部を立ち上げ、院内の状況や外部の情報を会議で共有してきました。

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