戸井 雅和 教授(とい・まさかず)
1982年広島大学医学部卒業。同大学医学部附属病院、英オックスフォード大学分子医学研究所留学、
都立駒込病院、東京理科大学総合研究機構DDSセンターなどを経て、2007年から現職。
日本女性の乳がん罹患(りかん)率は年々増加し、診断や治療に対する社会的なニーズが高まっている。ICG蛍光を用いた手術法など多数の臨床研究で成果を上げ、乳がん研究をけん引してきた、京都大学乳腺外科の戸井雅和教授に、講座の特徴や研究の動向を聞いた。
─講座の特徴について。
世界レベルで高水準の診療と、新しい診断・治療につながる研究を行い、医療を発展させていくことが大きな役割です。