7月9日(木)・10日(金)の2日間、ホテルクレメント徳島で開催される「第12回日本創傷外科学会総会・学術集会」。テーマは「創傷の診断と進化する治療」。会長を務める橋本一郎氏は、「形成外科医が向き合う現状の課題などに焦点を当てる」と語る。
診断と治療、二つの柱を軸に
今回のテーマでは、創傷の「診断」と「治療」という二つの柱で企画を考えています。創傷をできるだけ早期に治癒に導き、最良の仕上がりを目指すためには、適切な診断が欠かせません。形成外科医が扱う傷は、糖尿病による足の潰瘍など全身疾患に伴うものが多くあります。そこで今回は「正確な診断」という原点について、改めて考えていきます。
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