1962年、米国で生まれた「脊椎インストゥルメンテーション手術」。著しい発展の歴史を振り返り、未来を見据える「第29回 日本インストゥルメンテーション学会」が10月、栃木県宇都宮市で開催される。
大きく飛躍した今、「立ち戻る」
脊椎インストゥルメンテーション手術が始まってから、60年近くが経過しました。脊柱を安定させることや、折れたり曲がったりしてしまった脊柱を金属を使って矯正するのが、この手術のもともとの目的。大きな技術革新によって、かつては術後何カ月も寝たきりだったのが、今では手術翌日には歩き始め、1〜2週間後には退院できるようになっています。
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