2月20日から同22日までの3日間にわたり「第25回日本災害医学会総会・学術集会」(会長・兵庫県災害医療センター中山伸一センター長)が神戸国際会議場・神戸商工会議所・アリストンホテル神戸で開かれた。医師、看護師ら約2400人が集まった。
●会長講演
「阪神・淡路大震災から25年 災害列島で暮らす医療人へのメッセージ」
中山 伸一 氏(兵庫県災害医療センター長 兼 神戸赤十字病院副院長)
1995年の阪神・淡路大震災から今年25年を迎えた。自然災害は増加傾向、日本は災害を避けられない国だと改めて感じる。
震災が起こる前、神戸は災害もほとんどなく安全だと思っていたが、そうではなかった。