これまでの成果が次の100年につながれば

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北海道大学病院 寳金  清博 病院長(ほうきん・きよひろ)
1979年北海道大学医学部卒業。札幌医科大学脳神経外科教授、同附属病院副院長(医療安全担当)、
北海道大学大学院医学研究科脳神経外科学分野教授などを経て、2013年から現職。

 豊富な観光資源に引きつけられ、北海道を訪れる外国人の数は増加傾向にある。「グローバル化」をはじめ、これからの医療に求められるものとは何か。2013年から病院長を務め、この3月に退任の寳金清博氏に、北海道の医療の現状や北海道大学の役割について「いま感じていること」を語ってもらった。

―改めて北海道大学の強みを教えてください。

 本学が力を入れていることの一つは研究分野です。主に難病や、入院患者さんのおよそ4割を占める悪性腫瘍を対象にした臨床研究を推進しています。

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