第27回日本産業ストレス学会(大会長=三柴丈典・近畿大学法学部教授)が2019年11月29・30日、大阪市中央公会堂で開かれた。テーマは「産業ストレスと法~多職種の共働による予防法務の確立に向けて~」。産業ストレスに関する予防法務をいかに構築するかを目的とした同学会には、法律の専門家や産業医をはじめとした医療職など約1200人が参加した。
今回は、「『同一労働同一賃金』のすべて」の著者で、「働き方改革実現会議」の委員も務めた労働法の専門家、水町勇一郎・東京大学社会科学研究所教授の講演を紹介する。