脳内ストレスの本態を解明 治療・予防につなげる道筋を

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兵庫医科大学 内科学 糖尿病内分泌・免疫内科
小山 英則 主任教授(こやま・ひでのり)

1987年大阪市立大学医学部卒業。米ワシントン州立大学留学、
大阪市立大学大学院医学研究科講師、兵庫医科大学医学部准教授などを経て、2016年から現職。
大阪市立大学大学院医学研究科客員教授兼任。

 脳内のストレスが疾病とどう結び付くかを解き明かし、治療法や予防策を見いだそうという研究が、2019年、兵庫医科大学の全学横断的プロジェクト第1弾に選定された。その意義と将来について、主任研究者の小山英則教授に聞いた。

―大学の看板となり得る共同プロジェクトが発足しました。

 痛みや疲労、睡眠障害などで引き起こされる脳内ストレスの本態を解明。評価方法を確立することで、病気との関連性を見いだし、予防や治療に役立てることを目的とした研究です。

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