がん拠点病院に求められるのは

地域がん診療連携拠点病院を中心とする医療提供体制の整備で「がん医療の均てん化」が進んだが、診療の質を評価する手法はまだ確立されていない。「格差」が生じていることも課題として浮かび上がってきた。医療安全の確保に関する問題点も指摘されており、がんゲノム医療など、一定の集約化が必要な分野もある。

医療者とがんサバイバーが本音で語り合い問題解決の糸口を探る

がん医療に携わる医療者・学生を対象にしたシンポジウム「がん患者・家族(遺族)になって気づいた医療者とのコミュニケーション」が3日、ブリーゼプラザ小ホール(大阪市)で開かれた。主催は近畿がん診療推進ネットワーク。医師や看護師、薬剤師など153人が参加した。

《福岡県すこやか健康事業団》がん研究者22人に助成金を贈呈

公益財団法人福岡県すこやか健康事業団(瓦林達比古理事長)は、2017年度の「がん研究助成金」事業の受賞者を発表した。優秀賞(3人)をはじめ、入賞、奨励賞など研究者計22人が受賞。1月24日にソラリア西鉄ホテル(福岡市中央区)で贈呈式が開かれ計540万円が贈られた。

【全国縦断】がんサバイバー支援ウォーク|2月下旬~3月中旬は山口、兵庫、大阪、滋賀、愛知、静岡、神奈川

国立がんセンター(現:国立がん研究センター)の元総長で、日本対がん協会長の医師、垣添忠生さん( 76)が2月5日、「がんサバイバー(がんを患ったことがある人)」への理解や支援を訴える「全国縦断 がんサバイバー支援ウォーク」を福岡市の九州がんセンターからスタートさせた。

桑名市総合医療センター 竹田 寬 理事長・統括病院長

2012年、桑名市の3病院が統合してできた桑名市総合医療センター。これまでは旧3病院を東・西・南医療センターとして3カ所で診療を続けてきた。2018年4月、ついに三つを統合する新病院が開設。竹田寬理事長・統括病院長に、新病院建設までの経緯、今後の抱負について聞いた。

九州大学 総長 久保 千春

新年あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。本年2018年は戌(いぬ)年です。戌は、干支(えと)の意味として'勤勉で努力家'とのことですので、それを見習ってやっていきたいと思います。