医療法人杏園会 伊藤 知敬 理事長
30年余りにわたり、2代目として「時代に即した杏園会」の確立を目指してきた。法人内での一貫した医療と介護サービスの提供に力を注ぎ、地域の信頼も厚い。課題としていた新病院の建設計画も具体化し始めた今、伊藤知敬理事長に現状とこれからについて語ってもらった。
30年余りにわたり、2代目として「時代に即した杏園会」の確立を目指してきた。法人内での一貫した医療と介護サービスの提供に力を注ぎ、地域の信頼も厚い。課題としていた新病院の建設計画も具体化し始めた今、伊藤知敬理事長に現状とこれからについて語ってもらった。
東京臨海病院の歴史は浅い。理想とするチーム医療の確立は道半ばだ。「病院づくりというのは難しいものですね」と穏やかな口調で語る小林滋病院長。2002年の開設時に外科部長として就任後、組織の成長に尽力してきた。病院を成熟期へと移行させていく中で、変えるべきこと、守っていくべきことは。
「日本の医療、介護の質を世界中から手本にされるレベルに引き上げたい」。平成医療福祉グループの武久洋三代表は静かに情熱を燃やす。四国に始まり近畿、関東。医療施設を中心に介護施設や学校などを展開するグループの存在感は、各地で増している。
山口市にある済生会山口地域ケアセンター。慢性期医療を中心とする「済生会湯田温泉病院」のほか、特別養護老人ホーム、障害者支援施設など12施設を一体的に運営する。この4月、中村洋所長・湯田温泉病院院長が着任。急性期病院での経験をどう生かしていくのだろうか。
性期医療に携わる中で考え続けてきた「いかに人生を終えるか」という大問題。本腰を入れて取り組むべく慢性期病院に移って3年目。この4月には院長に就任、理想のエンドオブライフ・ケア実現に向けてまい進している。
4月に父の孝行氏から理事長のバトンを託された。2010年に東京から戻って8年余り。臨床での”現場感覚”を頼りに「地域に求められる慢性期医療」を提供するために模索してきた。次代を見据えた新たな取り組みに手応えも感じている。
これまで40年以上、急性期医療の現場で酵素標的・増感放射線療法(KORTUC)の開発など最先端の治療・研究を続けてきた小川恭弘院長。なぜ今、慢性期病院への赴任を決意したのか。ここで目指す医療とはー。
「治し、支える医療」を目指す共立病院。飯塚地区の地域性とニーズに合わせ、慢性期に必要とされる医療やサービスを幅広く提供。「総合力」で患者に向き合っている。