高度生殖医療と産科分野で 女性の一生を見守る
医療法人社団 スズキ病院 スズキ記念病院田中 耕平 病院長(…
2015年~2016年の人口動態統計を用いて妊娠中、産後1年未満の女性の死因を調査。357例中、102例が自殺でトップだった。出産から自殺までの1年間を通して発生しており、35歳以上が最多。初産、無職などの傾向も見られた。
大正時代、人々がひしめき合う下町に産声を上げて1世紀。時代は移り変わっても、「施薬救療」の精神は変わらず今に至る。地域の急性期医療を担うとともに、周産期医療にも献身し、母子の安心を守る病院。ここで30余年をともに積み重ねてきた山本隆久院長に思いを聞いた。
妊娠や分娩を中心に、女性特有のがん検診なども実施。静岡県で唯一の産婦人科単科病院として、県西部地域の中心的な役割を担う。成瀬寛夫院長は「女性の一生をグループ全体でサポートすることを目指している」と語る。
1978年開院。妊産婦の思いを第一に「安全で快適な分娩」を追求し、小児科や心療内科の開設、生殖医療への取り組みなど、ニーズに応じたさまざまな変化を重ねてきた。40周年の節目に、近藤東臣理事長は何を思うのか。