福大病院×産保センター 相談窓口開設|患者の「働き続けたい」を支援
福岡大学病院(福岡市城南区)に6月8日、通院・入院患者を対象とした「治療と仕事の両立支援出張相談窓口」が開設した。
脳梗塞や未破裂脳動脈瘤に対する血管内治療の研究に取り組んできた兵庫医科大学脳神経外科学講座の吉村紳一主任教授。脳梗塞に多角的に介入することで予後改善を図る「急性期脳梗塞の予後改善を目指した先進的多角アプローチ」は、今年2月、優れた脳血管障害研究を対象とする「美原賞」を受賞した。
もともとは国立病院。2003年、経営移譲によって、社会福祉法人聖隷福祉事業団聖隷横浜病院となった。2015年就任の林泰広病院長は、四つの柱を掲げ、経営改革を進めている。
「電子カルテばかり見ているなんてもったいない。患者さんの顔を見て話を聞き、とことん説明します」と語る佐村博史院長。時間と手間をかけ、患者満足度の高い診療を展開する「さむら脳神経クリニック」の取り組みを聞いた。
昨年4月、海老名総合病院の救命救急センター開設により、神奈川県の2次医療圏で唯一の「センター空白地域」が解消された。服部智任病院長は「もっと伸ばせる余地がある」と前を向く。地域の「インフラ」を目指す同院の今の動きを追った。
奈良県民の生命を脳神経外科疾患から守る「ディフェンスライン」として機能する奈良県立医科大学脳神経外科。4代目教授として運営を担いつつ、二つの学会を同時進行で準備してきた中瀬裕之教授に、職務への思いと展望を聞いた。
20年にわたり医局のかじを取ってきた永廣信治院長からバトンを受け取った髙木康志教授。京都大学で培った技術で、徳島大学脳神経外科に新たな風を吹かせる。
昭和初期、今の京都第一赤十字病院が新築され、ここは廃院になる予定でしたが、住民の要望で数人のスタッフが残り、それが発展して今の形になったのです。十数年前、隣接する小学校跡地に増築する際も住民の方々の後押しがありました。