独立行政法人国立病院機構 榊原病院 村田 昌彦 病院長
医療が高度化し、制度や仕組みが変化していく中、精神科医療が置かれている状況は。「私たちが向きあうのは、患者である前に”人”。それを忘れてはいけない」。4月に院長となった村田昌彦氏は強調する。
医療が高度化し、制度や仕組みが変化していく中、精神科医療が置かれている状況は。「私たちが向きあうのは、患者である前に”人”。それを忘れてはいけない」。4月に院長となった村田昌彦氏は強調する。
沖縄本島の中部、紺碧の海を見下ろす高台にある琉球病院。1949年発足と、沖縄県内で最も長い歴史を持ち、本島の中北部では唯一の公的な精神科病院として期待されている役割とは。
精神科を訪れる患者さんの数は、全国同様、増加傾向です。精神疾患についての一般的な認知度の高まりに伴い、早期受診する方が増えたこと、精神科に対する抵抗感が薄れてきたことなどが、背景にあると思います。