長崎大学病院 病院長 増﨑 英明
福澤諭吉の著作を読むうち『養生の心得』なる一編にたどり着いた。福澤は故郷の中津を出ると長崎へ遊学し、さらに大阪の緒方洪庵の適塾に寄宿したが、そこで学んだものは医学ではない。
福澤諭吉の著作を読むうち『養生の心得』なる一編にたどり着いた。福澤は故郷の中津を出ると長崎へ遊学し、さらに大阪の緒方洪庵の適塾に寄宿したが、そこで学んだものは医学ではない。
崎大学病院に「地域連携児童思春期精神医学診療部」が開設されてから3年。医師の育成、児童相談所との連携はどのように変わってきたのだろうか。
長崎大学病院では医師の働き方が変わり始めている。診療と勉強会のスケジュールを見直し、女性医師の意見を生かして子育てしながら働き続けやすい制度を整えた。具体的にどのような取り組みをしているのか、最前線でプロジェクトに関わっている皮膚科・アレルギー科の富村沙織講師に話を聞いた。