神奈川県看護協会 会長 花井 惠子

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 新年あけましておめでとうございます。2019年の新春を健やかにお迎えのこととお喜び申し上げます。旧年中は、神奈川県看護協会の事業運営に、ご支援、ご協力を賜りありがとうございました。

 公益社団法人神奈川県看護協会の前身は、1948年に結成された「日本助産婦看護婦保健婦協会神奈川県支部」で、その後、1985年に社団法人、2012年に公益社団法人となり、法人化されてから34年が経過しました。会員数が1 万4600人弱からスタートし、その後は徐々に増加し、2018年11月現在、約3万7000人の会員で構成しています。「生命」「自律」「情熱」を理念とし、公衆衛生の向上と県民の皆さまの健康保持、増進に寄与していくことを目的として活動しています。

 いよいよ2025年が目の前に迫ってまいりました。誰もが住み慣れた地域で質の高い医療・介護を安心して受けられる社会が求められます。そのための医療・介護・予防・住まい・生活支援が包括的に確保される体制づくりは喫緊の課題です。

 神奈川県では、2025年のあるべき医療提供体制の構築に向けた長期的な取り組みの方向性を示した「神奈川県地域医療構想」を保健医療計画の一部に位置づけ、2018年3月に「神奈川県保健医療計画」を策定しました。地域包括ケアが十分に機能するためには、自治体、医療・福祉関係団体が県民の参加を得て、ともに協働し合うことが必要です。病院から地域への流れが加速する中で、医療・看護を必要とされる県民の皆さまがどこの場においても安心・安全な医療が受けられるよう、看護の体制整備、看護職の確保・育成に引き続き取り組んでまいります。

 昨年は、地震、台風、豪雪・豪雨、危険なほどの気温上昇等、日本列島に自然災害が絶え間なく襲いかかってきました。被害を受けられた皆さまへお見舞いを申し上げるとともに、一日も早い復興を願っています。

 先人たちは多くの災害に遭いながら、知恵と相互扶助、共助そして個々人の強い意思と努力によって幾多の困難を乗り越えてきました。災害はいつどこで起こるか分かりません。"備えあれば憂いなし"のことばの通り、普段からの準備が重要です。神奈川県看護協会はこれまで他県での災害時に災害支援ナースの派遣を行ってきました。今後は、神奈川県が被災した場合を想定して、災害時に対応できる看護職の育成支援を続けるとともに関係機関との連携を推進してまいります。

 今年は新たな元号が始まります。また、1年後には東京オリンピック・パラリンピックを控え、高揚し活気のある素晴らしい年になることを祈念して新年の挨拶といたします。


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