木下レディースクリニック 木下 孝一 院長

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不妊治療に世界基準で挑む

【きのした・こういち】 2009 藤田保健衛生大学産婦人科助教 2010 東京歯科大学市川総合病院産婦人科 2017 浅田レディースクリニック副院長 木下レディースクリニック院長

 滋賀県全域にとどまらず、大阪府や奈良県からも患者が訪れるという木下レディースクリニック。そこには最新鋭の設備だけでなく、信頼して任せることができると確信できるスタッフの思いがあふれている。

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◎不妊治療をサポートする充実した設備

 父が院長を務めていた木下産婦人科で、週に2回不妊外来を受け持っていた私は、待合室を埋め尽くす不妊治療の患者の数に驚きました。

 調査すると、生涯未婚率が47都道府県中46位と結婚している人が多い一方で、女性の第一子出産時の平均年齢は全国で11番目に高い30.5歳。不妊治療の需要の高い地域であることが分かったのです。

 「不妊治療がこれだけ求められているなら本腰を入れて応えたい」と、不妊治療専門のクリニックを作ることを決意。2017年8月「木下レディースクリニック」を開院しました。

 100%の成果を保証できない不妊治療。既存の方法で効果が出ない人はより高度な治療を求めています。最高品質の医療を安心して受けてもらいたい。その一心で、一切妥協点のない最先端の設備を造りました。

 中でも力を入れたのは、受精卵の培養・管理を行うクリーンルーム。半導体や精密機器を扱う企業が採用することの多いKOACHシステムを医療業界で初めて導入しました。それにより環境基準の最高値である、ISOクラス1の清浄度を常に保っています。ちりやほこりを除去しながら空気を循環しているので、防護服を着ることなく気軽に見学してもらえる「魅せるラボ」ができたのです。自分たちから採取した精子や卵子がどのような環境で管理されているか見ることができるのは、患者にとって大きな安心感につながります。

◎データを提示して納得いく治療を

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 当院のコンセプトは「シンプルに最短で妊娠する」。

 そのためには、いかに効率よく卵子を採取するかが重要になってきます。当院では初診でAMH(アンチミューラリアンホルモン)検査を実施して残存する卵子の数を評価します。さらに年齢による卵子の質も評価に加え、患者ごとに治療プランを立てることにより患者は自分に合った目標を持って、効率的に治療に取り組むことができるのです。

 当院ではデータに基づいた治療を心がけています。体外受精治療開始時の説明会では、培養室の見学と妊娠の仕組み・治療の詳細を説明します。

 2002年以降、凍結融解胚移植による体外受精は、新鮮胚移植に比べて常に高い妊娠率が報告されており、2014年以降に体外受精で出生した赤ちゃんの8割はこの方法によって生まれています。「最短での妊娠」を目指す当院では、この凍結融解胚移植を最大限にいかすために、当院独自の全卵凍結による採卵と移植方法を準備しています。

 また、日本だけでなく、海外の学会の最新データをもとに丁寧に説明することで、最新の医療を安心・納得して受けてもらえる環境を整えています。

 6組に1組のカップルが悩んでいる不妊症。そうなる前にすべての女性に知ってほしい妊娠や卵子、AMH検査について「AMH妊活の日」というイベントを年に2回開催し、啓発することで、当院独自の社会活動にも努めています。

◎安心して治療を行うために

 患者さんと徹底的に対話をしたいという思いから、個室のカウンセリングルームを4部屋設け、診察で聞けなかったことをいつでも私やコーディネーターに相談できる体制を作っています。全職員が、患者が妊娠し、出産することだけを考えて働く空間を作りたいと思い、立ち上げたこのクリニック。その思いはきっと当院に来たら感じてもらえることでしょう。

木下レディースクリニック
大津市打出浜10-37
TEL:077-526-1451(代表)
http://ivf-kinoshita.com/


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