「こどもも高齢者も気軽に立ち寄れる場に」北九州市認知症カフェ 開設1周年

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 認知症者やその家族などの集いの場、「認知症カフェ『カフェ・オレンジ』」(福岡県北九州市)が5月7日、開設から1周年を迎えた。5月7日〜9日には1周年記念イベントを開催。医師による研修会や木のおもちゃ工房「あおむし」の湯元桂二さんのお話し会などに3日間で約270人が訪れた。

 湯元さんによるお話し会には、同じビルにある保育所の園児19人と、その職員など計25人が招待された。湯元さんが作った木のおもちゃが並ぶ会場で、湯元さんは、絵本「ぞうさんのさんぽ」「さんびきのやぎのがらがらどん」「どうぞのいす」など木のおもちゃを使った読みきかせをし、園児たちは熱心に話に耳を傾けていた。

 「どうぞのいす」では湯元さんが「次に来た動物はなーんだ!」と会場に呼びかけると園児たちは一斉に「リスさんです!」と元気に答えていた。会終了後には、園児と湯元さん、「カフェマスター」という有償ボランティアが木のおもちゃで一緒に遊ぶ時間も設けられた。

 カフェは、6者協定に基づき、「認知症・草の根ネットワーク」を中心に、北九州市、「NPO老いを支える北九州家族の会」、医師会、歯科医師会、薬剤師会が協力しながら運営。「認知症・草の根ネットワーク」事務局の中村真理子さん(60)は、「子どもとふれあい、一緒に遊ぶことで認知症の人も刺激を受ける。子どもも高齢者も気軽に出入りできるカフェや居場所が、北九州市内の各地に広がるよう支援をしていきたい」と話した。


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