如水コンサルティング 早田社会保険労務士事務所 代表 早田 晋一
「ワークライフバランス」に取り組もうとすると、どうしても育児や介護に直面する職員を支援するような「制度」をつくることに目がいきがちです。
もちろん制度を設けることも大事ですが、一人ひとりの職員が使いやすい環境になければ、まさに「仏作って魂入れず」で、お題目は立派でも実際には誰も活用しない結果に終わってしまいます。
問題を解決するために取り組むべきことが二つあると考えます。一つは、お仕事の量、つまり労働時間の問題を解決すること、もう一つは医療機関の経営者として強力なメッセージを発していくことです。
昨年は、大手広告代理店で新入社員の過労自殺が労災認定されるなど「長時間労働」「過重労働」という言葉がいつになく注目された年でした。「ワークライフバランス」の実現には、まず各医療現場での長時間労働の問題を解決することが基本になるはずです。
長時間労働を削減するためには、業務のシステム化により抜本的な改革につなげることも大事ですが、まず取り組めることとして、現場の各組織や個人の単位で仕事内容を洗い出して共有することで、省いたり効率化したりできる業務を見つけ出していくことではないでしょうか。
経営者として、こうした取り組みを進めるメッセージを現場に発信する時期に差し掛かっているように感じています。
早田社会保険労務士事務所
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