愛知県看護協会 会長 鈴木 正子

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 新年あけましておめでとうございます。皆さまには健やかに新年をお迎えのことと思います。

 2017年の干支である酉年。酉年の「にわとり」は、明け方に鳴く鳥です。新年も一番に鳴く鳥のため縁起が良いとされています。行動力があり積極的、親切で世話好きであるという意味もありますので、愛知県看護協会もこれにあやかり、本年も積極的に事業を進めてまいります。

 皆さまもご承知の通り、少子超高齢・多死社会の進行は、病床の機能分化・連携や在宅医療・介護の推進、医師・看護師等医療従事者の確保・勤務環境の改善等、社会制度の改革を不可避のものとしています。

 変化を繰り返す社会・医療の潮流、ニーズが生み出す問題の山積に対応していくためには、私たちには組織の強化と改善へのたゆまぬ努力が求められます。

 愛知県看護協会は、看護専門職の団体として地域に密着した活動を行うため、県下に7つの地区支部を組織して、地域住民への健康や看護の啓発、メディカルスタッフとの交流など積極的に行ってきました。しかし、今後、「在宅医療」へのシフトがさらに進むことを見据え、より実効性のある活動ができるよう、県が定める二次医療圏により密接にリンクした地区割りに改編していかなければなりません。

 看護職人材の恒常的な確保には、離職・潜在化の防止と定着促進が重要です。運営するナースセンターがその対策の最前線に立つ存在になること、そして協会自身が優れた対策を打ち出せる提案力とそれを実行する機動力を持たなければなりません。

 申し上げるまでもなく、看護職が医療職の中で最多数を占めていても、それだけでよい医療を提供できるわけはありません。すべての医療職のチームワークこそが最も重要です。同様に、看護協会という組織が多くの会員を擁していても、真に医療や看護の発展に貢献するには、一人でも多くの医療職の皆さまの意見、助言、時には苦言が必要です。

 看護職は、医療を必要とする人たちに最も身近で頼られる存在としての職責を全うしてきました。これからは、今まで以上に医療の発展に積極的に貢献できる存在になっていかなければと考えます。そのために、看護協会は医療に関わる皆さまの声に耳を傾け、情報を共有し、ともに考え、常に前へ進んでまいります。

 医療のさらなる発展を祈りますとともに、本年も愛知県看護協会に一層のご支援、ご協力を頂きますようよろしくお願い申し上げます。


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