謹んで新春のお慶びを申し上げます。皆さまにおかれましては健やかに2017年を迎えられたことと存じます。
日頃から公益社団法人三重県看護協会の活動に対し、ご理解とご支援を賜り感謝申し上げます。昨年秋に、メインテーマを「生きる力と看護の創造―ひと・健康・社会三つを重ねて―」として、「ヘルスプロモーション学術集会」を全国から約2000人の看護職(保健師・助産師・看護師)を迎えて三重県で開催することができました。多くの団体の皆さまにご協力いただき無事開催することができましたこと重ねて感謝申し上げます。
さて、2025年に向けて医療制度改革が進められている中、全国に遅ればせながら、三重県もこの3月に地域医療構想が策定されます。地域包括ケアシステム構築において多職種連携を進め、急性期から慢性期、病院から在宅へ、あらゆる年齢、疾患、場所において、看護職の果たさなければならない役割は大きく、職能団体としてその責任の重さを痛感しているところです。
看護界では「看護師等免許保持者のナースセンターへの届出制度」がスタートしていますが、登録者はどんどん増えていっている状況ではありません。
そんな中で当県ではナースセンターサテライトを四日市駅前に開設し多くの看護職や病院・事業所の方々にご利用いただいております。
量と質の両面から強化し、地域住民の皆さまの健康な生活に少しでも貢献できるよう努力してまいりたいと思っています。
今年は酉年、にわとりが新年一番になく鳥であることから縁起がいい、「とり」は「取り込む」と言い商売にも縁起がよいなどと言われていますが、とにかく縁起がいいようです。三重県看護協会も良い年になりますよう誠心誠意頑張っていくつもりです。
どうぞ本年もご支援を宜しくお願い致します。