九州ホスピタルショウ2016「看護セッションセミナー」

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「ワーク・ライフ・バランスを考える職場の工夫と実際」

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(左)野田順子・久留米大学病院看護部長、(中央)神坂登世子・国際医療福祉大学福岡看護学部大学院教授、(右)川上和美・社会医療法人芳和会くわみず病院総師長

 九州ホスピタルショウの2日目に開かれた「看護セッションセミナー」では「ワーク・ライフ・バランスを考える職場の工夫と実際」をテーマに実践活動発表があった。

 座長の神坂登世子・国際医療福祉大学福岡看護学部大学院教授が「職員の満足なしに看護の質を上げることは難しい。職場環境の満足度を高め、維持することで、心身ともに健康な生活を実践してほしい」とあいさつ。野田順子・久留米大学病院看護部長と川上和美・社会医療法人芳和会くわみず病院総師長が講演した。

 野田看護部長は、久留米大学病院の取り組みとして、各部署の役割分担を明確にして協力体制を強化したこと、申し送りの基準作成とメールによる情報交換の徹底によって時間を短縮したこと、ロング日勤の休憩時間に睡眠をとるようにしたことなどを紹介。「慢性的な疲労の回復には適度な休息と良質な睡眠が必要。今後は年齢ごとに多様な勤務形態を取り入れるなど、柔軟な働き方についても考えていきたい」と話した。

 一方、川上総師長は社会医療法人芳和会くわみず病院での取り組みを発表。職員を対象としたアンケートを実施して看護現場の課題点を可視化し、多職種によるワークライフバランス推進チームを発足させたことや、「定時に帰る」を目標にカエルの絵がついたバッジを導入したこと、朝礼時に約1分半の腰痛予防体操を取り入れたことなどを語り、「ワークライフバランス実現のためには、管理者自身が輝いていることが大事。夢を持って看護師になったことを忘れず、この活動を広げていきたい」と結んだ。


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