九州選出は初、日本人3人目
11月16日、福岡県医師会が定例記者会見を開催し、冒頭、堤康博副会長は、福岡県選出の横倉義武日本医師会会長が、次期の世界医師会会長に選出されたことを発表した。
10月20日に台湾・台北で開かれた世界医師会(WMA)総会で決定されたもので、任期は来年10月から1年間。日本医師会からは、1975( 昭和50)年の武見太郎氏、2000年の坪井栄孝氏に続いて3人目となる。
続いて、県医師会の原祐一常任理事は、福岡県医師会診療情報ネットワーク、通称「とびうめネット」について現状を報告した。
参加医療機関数は今年91日時点で392施設、登録患者数は4600人(9月末時点)。県医師会は特に65歳以上の県民の登録を推奨しており、今後はさらなる広報活動に力を入れる、としている。