「まずは適切な知識を」親子対象 体験型性教育イベント

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講師の佐藤繭子さん

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模型で生まれる体験

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真剣な表情の子どもたち

 男女の体の違いや妊娠、出産について親子で学ぶ「からだについていっしょにまなぼう」が9月24日、福岡市内で開かれた。紙芝居や、布製の大きな子宮模型、胎児モデルなどを使った体験型講座で、講師は、福岡県立大学大学院看護学研究科助産学領域助教の佐藤繭子さん。2回の講座に計30人ほどが参加した。

 「みんなが『おちんちん』って呼んでいるところは、『ペニス』と言います。お風呂のときに、ちゃんと(皮を)持ち上げて洗う。自分でできるね?」。佐藤さんが、イラストを見せながら、子どもたちに優しく語り掛けると、子どもたちは力強くうなずいた。

 佐藤さんは、男女それぞれの性器の名称、洗い方、排せつ後の拭き方の違いなどを、わかりやすく説明。「水着で隠れるところはプライベートゾーンと呼びます。性器、胸、そして口。本来は自分しか触れられないし、見られないところ。知っている人、知らない人に関わらず、プライベートゾーンを見られたり触られたりしそうになったら、『いや』って言おうね」「正しい(性器などの)名前を知っていると、そういう人に近づかれにくいです」など、性犯罪などから身を守るための方法も伝えた。

 また精子が受精し、胎児がだんだんと大きくなっていく様子を、胎児モデルなどを使って紹介。ふかふか柔らかい「子宮模型」から、子どもたちが"生まれる"体験では、「気持ちいい」「生まれるのは大変だけれどおもしろい」と何度も模型に入る子もいた。

 イベントは、一般社団法人メディワーククリエイトが主催。佐藤さんは講義後「自分の体に興味を持つことが自分の健康、人の健康を守ることにつながる。子どもたち自身が考え、自分の身を守るためにも、まずは適切な知識を」と話していた。


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