医療法人 全医会 伊藤整形・内科あいち腰痛オペクリニック 伊藤不二夫 理事長 兼 院長

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つらい腰痛 悩まないで相談を
腰痛・脊椎手術のスペシャリスト集団低侵襲手術でQOL を改善

愛知県立旭丘高校卒業 1971 名古屋大学医学部卒業 1975 中部労災病院整形外科医長 1980 名古屋大学医学部附属病院理学療法部副部長 1985 犬山中央病院副院長 兼 整形外科部長 1997 全医会伊藤整形・内科クリニック開業 2010 全医会伊藤整形・内科あいち腰痛オペクリニックに名称変更

 2010 年の国民生活基礎調査によると、病気やけがなどの自覚症状がある者の割合が男性で最も高かったのは腰痛(1000 人中89 人)で、女性の割合でも2位と、多くの国民が腰の痛みに悩まされていることがわかる。強い痛みとともに椎間板ヘルニアや脊柱管狭さく症などの原因が特定されていれば手術が有効な場合もある。最新の低侵襲手術について聞いた。

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腰や首の強い痛みを手術で除去

 当院は、椎間板ヘルニアや脊柱管狭さく症の手術件数が非常に多く、2013年の手術数では全国最多の1310件、最近9年間では9679件の手術を実施しました。平均で年間1300件前後の安定した手術実績がありますので、保存療法でも痛みが持続する場合(1〜2カ月間)などはぜひ手術を検討していただきたいですね。

 椎間板ヘルニアは、背骨に大きな負担がかかることなどをきっかけに骨と骨を結ぶ椎間板が飛び出し、それが神経に接触して痛みをきたす症状です。痛みがひどくなると労働作業はおろか、歩くことさえままならなくなります。

 こういったヘルニア(突出した椎間板の一部)が原因で腰にひどい痛みが持続する重度の腰痛の場合、当院では「経皮的内視鏡下腰椎椎間板ヘルニア摘出術」(PELD)という術式を用いてヘルニアを除去しています。

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▲手術前のMRI画像では椎間板から脱出した巨大なヘルニア(囲み内)が確認できるが、手術後には除去されたのがわかる。写真の患者は手術の3時間後に自由歩行できるようになり、翌日退院した。

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PELD(模擬)。内視鏡で確認しながらヘルニアを切除する

 PELDは筋肉や骨、靭帯を切除せずに、鉛筆ほどの細い内視鏡を身体に通して確実にヘルニアをつまみ出す手術です。成功率も94%と高いうえに身体への負担が少なく、患者さんが一番望まれている早期の社会復帰を可能にしています。

 従来のヘルニア手術では平均2週間の入院が必要でしたが、最も早期の場合では1泊2日の入院のあと、痛みもなく歩いて退院することができます。おかげさまで評判を呼び、患者さんは東海3県の方が7割で、あとは全国、海外からもいらっしゃいます。

 PELDは最新鋭の機器と高度なテクニックの両方を兼ね備えた先進的な手術法であり、海外では広く普及していますが、日本でPELDを行える医療機関はあまり多くありません。

 医療法人全医会では、PELDやPED(経皮的内視鏡下腰椎椎間板摘出術)を含む最小侵襲脊椎手術と呼ばれる手術法について学術集会を毎年主催しています。同分野でトップレベルの医師が海外からも参加し、論文も多数発表するなど、臨床と同様に日々研究と研さんを行っています。

先端技術で世界へ

 愛知県知事が今年5月に「あいち医療ツーリズム研究会」発足を発表しました。同研究会には県内4大学や主要な医療法人が顔をそろえており、医療ツーリズムは具体化する段階に入っています。当院にもすでに医療ツーリズムの問い合わせがありますが、県に仲介に入ってもらったうえで、脊椎ドックや人間ドック、脊椎内視鏡手術分野で依頼を受けていきたいと考えています。

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医療法人 全医会 伊藤整形・内科
あいち腰痛オペクリニック

愛知県丹羽郡扶桑町大字高雄字郷東41
☎0587・92・3388(代表)http://www.itoortho.jp/


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