駐妻・ちよみのアメージングタイ医療

  • はてなブックマークに追加
  • Google Bookmarks に追加
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • del.icio.us に登録
  • ライブドアクリップに追加
  • RSS
  • この記事についてTwitterでつぶやく

VOL.3 日系クリニック続々登場

山崎千代美...フリーエディター。福岡で情報誌の編集に携わり2012 年に渡タイ。現在は在タイ日本人親子向けのフリーペーパーで子育て情報を発信中。https://www.facebook.com/nico2labo仏教徒ではないけど、タイの縁起物にはちゃっかりのっかる派。

k21-3-1.jpg

 海外に住んでいると、けがや病気はもちろん、会社に提出するための健康診断書作成や、肝炎、狂犬病などの定期的な予防接種のため、病院と深いお付き合いにならざるをえない日々を過ごさなければなりません。

 しかし、病気でもないのに大きな病院に行くのは正直面倒くさい!と、いう多くの駐在員の思いが届いたのか(どこに?笑)、ここ1〜2 年、バンコクには日系のクリニックが続々と開業しているのです!

 いわゆる診療所としての日系クリニックの特徴としては、基本的に日本人コーディネーターが常駐していて日本語対応OKなのはもちろん、日本式の接客&対応、細かい相談にも乗ってもらえ、企業が求める健診内容や日本人に必要なワクチン接種などを把握しているので話が早く、かゆいところに手が届くなど...、

k21-3-2.jpg

「ブレスクリニック」の来院者の5割は日本人で、そのほか旅行者などの受診も多いそう。各種海外保険に対応しているので、気軽に受診できます。

 大手私立病院が高級レストランとするならば、日系クリニックは街の定食屋さん的な、駐在員にはホッとできる本当にありがたい存在なのです。

 そして、最大のメリットは診察料金が大手病院に比べてリーズナブルなこと。インフルエンザの季節には予防接種のプロモーションを行うなど、お財布に優しいサービスも。

 ただ、やはり診療所なので、大病院とは違って設備等が少ないため、要検査の場合は近くの病院を紹介してもらわなければなりません。

 重症や細かい検査が必要な場合は大手私立病院へ、軽症や簡単な診察の時はクリニックへと病院を使い分けられるなど、日本人向けの医療環境がこれほどまでに整っているのは世界的にも珍しい! タイ・バンコクは恵まれた環境かもしれません。

 そんな日系クリニックの中でもパイオニア的な「ブレスクリニック」は、もともと日系の薬局として日本人街にオープン。薬の販売のほか、美白やシミ消しクリームも販売するなど、美容医薬品に感心の高い駐妻御用達の薬局でした。

 そして、2015年、薬局の隣にクリニックを開院。

k21-3-3.jpg

 薬局で薬を購入する際に相談した時、医師の診断が必要なのでは...という場合に、すぐ隣で診察してもらえるという便利さ、女性に嬉しい美容点滴などもある受診範囲の広さ、クリニックでの処方薬も薬局と同じ価格で処方するというリーズナブルさと、駐妻の話題にのぼらない日はないほどの人気なのです。

 今後ますます増加していく日系クリニックは、日本の「おもてなし」とタイの国際基準の最新医療が融合した、一つの新たなアジアの医療のカタチになっていくのかもしれませんね。


九州医事新報社ではライター(編集職)を募集しています

九州初の地下鉄駅直結タワー|Brillia Tower西新 来場予約受付中

九州医事新報社ブログ

読者アンケートにご協力ください

バングラデシュに看護学校を建てるプロジェクト

人体にも環境にも優しい天然素材で作られた枕で快適な眠りを。100%天然素材のラテックス枕NEMCA

暮らし継がれる家|三井ホーム

一般社団法人メディワーククリエイト

日本赤十字社

全国骨髄バンク推進連絡協議会

今月の1冊

編集担当者が毎月オススメの書籍を紹介していくコーナーです。

【今月の1冊, 今月の一冊】
イメージ:今月の1冊 - 88. AI vs. 教科書が読めない 子どもたち

Twitter


ページ上部へ戻る