「人と人との思いを結ぶ」
医療体験と病気の予防・早期発見啓発の複合イベント「親子で学ぼう。乳がんのこと」が5月29日、福岡市の黒木クリニックと隣接の養生カフェことほぎで開かれ、小学生の子どもと保護者など25人が参加した。
クリニックでは、黒木祥司院長、岩崎千紗・放射線技師、山下真里子・乳がん看護認定看護師の案内で見学や体験。
参加者は、マンモグラフィーの機器の前で検査や放射線技師の仕事について話を聞いたり、模型を使って乳房の中にあるしこりを探したりと、乳がんやその発見、診断、治療について学んだ。
さらに、乳がんを予防する食事について、ことほぎ店長の黒木美紗さんの説明を聞いた後、実食。子どもたちは「乳がんのしこりが固くてびっくりした」「放射線技師の仕事がわかっておもしろかった」と笑顔。保護者たちは「検診の大切さがわかった」「医療職を目指す子どもにとっていい経験になったと思う」などと話していた。
主催は一般社団法人メディワーククリエイト。共催は黒木がん研究所養生カフェことほぎ。