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福岡県看護協会主催の「看護の日のつどい」が、5月14日、福岡市中央区天神の警固公園とエルガーラホールで行われた。警固公園では、「自分の健康を考える一日に」をテーマに、骨密度・血管年齢・血圧などの測定コーナーや、女性のからだの相談や看護職になるための進路相談コーナー、キッズの白衣体験、AED実演、妊婦体験などがあり、多くの参加者でにぎわった。
エルガーラホールでの講演会には、看護職を目指す学生や看護職員612人が集まった。花岡 夏子・福岡県看護協会会長による開会のあいさつに続き、 大曲昭恵・福岡県副知事が30人の看護職員に表彰状と記念品を手渡した。
ふれあい看護体験発表では、県内で看護師として勤務する長畑成美さんと、助産師として働く高丸美咲さんの2人が看護体験を発表。参加者たちは真剣な表情で話に聴き入っていた。
さらに、世界的に活躍するダウン症の書家・金澤翔子氏の母で、自らも書家の金澤泰子氏が「天使がこの世に降り立てば」と題し講演。娘の障害の告知を受けて苦悩した過去を振り返り、「闇の中にこそ光がある。生きてさえいれば、絶望はしない」と語ると、会場は温かな拍手に包まれた。