福岡県健康増進課も初参加 ティッシュ3000 枚を配布
乳がん患者の団体「あけぼの福岡」(深野百合子会長)が母の日の5月8日、福岡市中央区天神で、乳がん検診を呼びかけるティッシュ3000枚を配布した。
今年で32回目。ティッシュは、NPO法人ハッピーマンマ(大野真司代表理事)の助成で作成し、40数分で配布を終えたという。
参加したのは黒木クリニック(福岡市東区箱崎)の黒木祥司院長のほか、あけぼの会会員38人。このうち3分の1は初参加。
深野会長は、「受け取る人が例年に比べて多かったのは、乳がんと闘うタレントがテレビに何度も登場したからでは。初参加の会員が増えたのも、思いを行動に移したいと思った人が多かったようです。早期発見すれば5年生存率は9割以上。ぜひ月に1度の自己検診と、定期的なマンモグラフィ検診を」と話した。
キャンペーンに初参加した福岡県保健医療介護部健康増進課のコメント「福岡県としてもがんの患者団体の皆様と連携し、がんに関する正しい知識やがん検診の重要性などを県民に積極的に伝え、がん検診の受診率向上を図っています」