創立100 周年。福岡市医師会看護専門学校で入学式
大正5(1916)年に開校され、今年で100周年を迎える福岡市医師会看護専門学校の2016年度入学式が、4月7日に開催された。
当日はあいにくの雨のなか、新入生256人(うち、男性27人)と保護者、教職員が集まり、節目の年の新入生を祝福した。
長い伝統を誇る同校からは、これまでに3千108人の看護師と1万3066名の准看護師が巣立ってきた。昨年は、看護師養成3年課程の「第1看護学科」(修業年3年の全日制)を新設し、医療現場からのニーズにこたえている。
式辞に立った藤原繁・学校長は、「2025年問題に対応するために、看護職は自分で考え、判断する力が求められている」と述べ、高浜虚子の句をひき、「〝春風や闘志いだきて丘にたつ〞の気概で、新たな道に挑んでほしい」と結んだ。
続いて登壇した各学科新入生の代表は、「規律を守り、勉学に専念します」と宣誓。今後、さらに専門性が高まるとされる看護職へむけた第一歩を踏み出した。