新年を迎え、皆様に謹んでお慶びを申し上げます。日頃から本会事業に対し多大な御協力と御理解を賜り、心から感謝申し上げます。
今年は、オリンピックイヤーですね。日本と縁が深いブラジルでの開催は、4年後の東京オリンピックへと思いを馳せつつ楽しんで観戦できるのではないでしょうか。
鹿児島県看護協会は、桜島を目前に錦江湾沿いの風光明美な場所にあります。近くには鹿児島県庁や県立競技場、市民文化ホール等などもあります。「県民の健康生活の向上に寄与する」「県内看護職の安心と発展の拠点となる」をミッションとして、日本看護協会と連携し様々な事業を展開しております。
昨年度は、地域包括ケアへの参画、働きやすい職場作り、看護職の役割拡大と質の向上を重点目標にして活動してまいりました。本年度もこの目標は継続することになります。2025年まで10年を切りましたので、看護職として地域包括ケアシステムの推進にどのように関わるかが課題になると考えています。
今後、2次医療圏毎にその地域にあったビジョンが策定されますので、地域全体を見る視点、チーム医療の視点から専門職としての質の向上や働く場・働き方等検討してまいりたいと考えております。
また、看護職に関連した新たな制度も創設されました。「離職した看護師の届け出制度」と、「特定行為に関する研修制度」です。この制度を活用し、再就業支援や看護師の役割拡大などをはかりたいと思います。そして、看護の本質である「その人らしく生きることを支える」に向けて、今年も看護職一同努力したいと思います。
今年は、公益社団法人として5年目となります。申年にちなんで、チャレンジ精神で職能団体としてさらに飛躍したいと考えております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。