飛耳鳥目

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 米国とキューバは、双方の大使館を今月20日に再開させ、国交を回復することで合意した。1961年の国交断絶以来54年ぶりの国交再開となる。

 キューバといえば、葉巻、ラム酒などとともにキューバ革命におけるゲリラ指導者チェ・ゲバラの顔が頭に浮かぶ。

 チェ・ゲバラは1959年、キューバ革命の半年後に、親善視察団の団長として日本を訪問した。通商条約を結ぶための下調べが主な目的だったようだが、トヨタの工場や銀座、広島の原爆資料館も訪れたそうだ。なかでも原爆資料館で受けた衝撃は、かなりのものだったようで、後年、ボリビア潜入中に送った「世界の人民に向けたメッセージ」の中で、広島、長崎の原爆について言及している。またカストロ議長に「戦争から立ち直った日本」というレポートを提出していることからも影響の大きさがうかがえる。キューバでは以後、学校教科書で広島、長崎への原爆投下が大きく取り上げられることとなった。現在、多くの国民が、「ヒロシマ、ナガサキ」について知っているそうだ。

 NHKが2010年に実施した世論調査で広島に原爆が落とされた日について質問したところ、正答率は27%にとどまったらしい。今年で70年目の夏を迎える広島、長崎。戦争を知る世代は徐々に少なくなってきている。我々は被爆者の声に耳を傾け、後世に平和の大切さを伝えていかなければならない。(新貝)


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