乳がん患者の会「あけぼの福岡」が、4月5日(日)午後1時から3時半まで福岡市福祉プラザに噺家を呼んで、「爆笑・医療落語!笑ってがんをけり飛ばそう」を開く。
話すのは六松亭小蝶こと杉本理恵医師(九州がんセンター消化器内科・肝胆膵科医長)。参加費は一般500円。講演後に情報交換の場がある。問い合わせはTEL:092-651-1751
笑顔が健康に及ぼすプラスの効果はずいぶん前から知られ、落語家「芸乃虎や志」の芸名もある豊岡台病院(愛媛県)の枝廣篤昌院長が姉妹紙「中四国医事新報」で、「落語やユーモアを身につけるとストレス耐性が強くなる」と語っている。
悲しい時に涙を流して泣くことも、心にためた苦悩を洗い流す効果があると聞いたことがある。だから涙もろいのは素敵なことである。
4年目の3・11を迎え、桜の季節がまたやってくる。開花を待ちわびる人の多くは笑い、でも、それのかなわない人もいるだろう。
生きることの味わいは、出会いと別れ=笑いと涙の中にある。