九大医学部 鄭 湧 助教ら6人が県医学会賞を受賞

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第7回福岡県医学会総会で

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写真上=松田会頭から表彰状を贈られる九州大学の鄭湧助教。
下=研修医のポスター発表では、福岡大学病院の田村和夫院長が座長を務め、今後の抱負なども聞いた。

 2月8日、福岡市博多区の福岡県医師会館で、福岡県医師会主催の第7回福岡県医学会総会が開かれ、福岡県内の医師およそ370人が集まった。

 会頭は松田峻一良福岡県医師会長、学会長は朔啓二郎福岡大学医学部長で、準備委員会は田川医師会が担当し、同会の向野守人会長が準備委員会委員長を務めた。

 会員の地域医療活動や学術向上に資することを目的に開催され、優れた論文に対し福岡県医学会賞を贈り表彰をしている。今年は14題の応募があり、九州大学大学院医学研究院病態修復内科の鄭湧助教が特別賞を受賞、「耐性菌制御を目的とした抗菌薬サイクリングの臨床的意義についての検討:市中病院における前向き臨床研究の試み」のテーマで講演した。このほか5つの論文に奨励賞が贈られ、筆頭著者による講演が続いた。

 午後は「地域医療に役立つ最新の医療」のテーマで、朔学会長を座長に、九州大学脳神経外科学分野の飯原弘二教授、久留米大学消化器内科部門の鳥村拓司教授、福岡大学医学教育推進講座の安元佐和教授、産業医科大学神経内科学講座の足立弘明教授、松田小児科医院の松田健太郎院長によるシンポジウムがあったほか、日本医師会の横倉義武会長による特別講演もあった。

 ポスターセッションには34題が応募。「循環器・腎臓関連」「外科・消化器・代謝関連」「地域医療・新たな試み」のほか、今年から研修医のセッションが設けられた。研修医の発表では、教授が出て新規入局者だと発表者を紹介するシーンも見られ、激励の拍手が送られた。研修医に対しては、会場から多くの質疑があり、期待と関心がうかがえた。

【奨励賞】
甲斐久史=久留米大学心臓・血管内科准教授、杉原充=福岡大学病院循環器内科講師、松田健太郎=松田小児科医院院長、田中眞紀=JCHO久留米総合病院院長、青木隆敏=産業医科大学放射線科学教室准教授。
【ポスター優秀賞】
安野哲彦=福岡大学医学部腎臓・膠原病内科、田口順=朝倉医師会病院消化器内科、高田和英=福岡大学消化器内科、吉田一暁=久留米大学病院形成外科・顎顔面外科、福嶋恒太郎=九州大学病院産科婦人科、徳永佳尚=久留米大学医学部内科学講座呼吸器・神経・膠原病内科部門(研修医)、眞田賢哉=産業医科大学病院循環器内科・腎臓内科(研修医)、氷室秀知=久留米大学(研修医)。

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