あけぼの福岡代表 深野 百合子

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 今年初の相談メールは「乳がん全摘手術して5年目に骨に転移が判明、昨年末より抗がん剤治療を始めたがとても不安。あけぼのハウスに参加して皆さんの話が聞きたい」と言うものでした。

 「あけぼのハウス」は、毎月第一日曜日に福岡市市民福祉プラザで開催しています。運営はあけぼの福岡のスタッフや会員がボランティアで行ない、医療的な相談・サポートは、がん相談支援センターなどに繋いでいます。

 がんも早期に発見すれば治る病気になり、患者の悩みも変化しています。でも告知されて一番に思われるのは、果たして完治するのか、あとどれくらい生きられるかということです。そして少し冷静になると、どこの病院で治療をするか、抗がん剤の副作用は? 治療費は? 今後の生活費は?仕事に復帰できるか? など一度に不安が押し寄せてきます。そういう時、切実に体験者の話が聞きたいと思い、あけぼのハウスへの参加やメール・電話の相談があります。

 米国では告知後の患者さんのフォローは、医療スタッフではなく、同じ体験をした「ピアサポーター」の役割という報告があります。日本では、告知後のフォローを主治医や看護師さんが行なっていますが、少しずつピアサポーターが関わる事例が増えてきています。

 福岡県のがん対策推進計画の全体目標の一つに「がんになっても安心して暮らせる社会の構築」が掲げられています。安心して治療を受けながら、働ける社会の実現に向け、がん相談支援センターや患者会などと協力しながら、何か自分にできることをすることが大切だと考えます。皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。


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