新年のご挨拶

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岡山大学病院長 槇野 博史

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 新年明けましておめでとうございます。

 皆さまには輝かしい新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。平成27年の年頭にあたりまして、岡山大学病院を代表して一言ご挨拶を申し上げたいと思います。

 昨年は診療報酬の改定に消費税の増税と、医療界にも大きな影響をもたらす出来事がありましたが、中国四国地区の医療機関はともに連携し、地域医療への貢献や健康福祉へ取組みといった国民の医療のニーズに全力を傾けてきた一年であったと思っています。

 本院のことを少しお話させていただきますと平成26年は大きな節目となった一年と言えます。一昨年の4月に厚生労働省の臨床研究中核病院整備事業の対象機関に選定されたことに続き、昨年の9月には文部科学省の「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」新規拠点事業に採択され、健康寿命の延伸を目指した次世代医療を実現するための体制を整備することになりました。

 「臨床研究中核病院」事業では、小児・稀少疾患難病等疾患別ネットワークを形成し、医師主導治験でなければ実施困難な研究の支援や、国際水準の臨床研究においては中国四国地方の基幹病院とのネットワーク(中央西日本臨床研究コンソーシアム)を活用し、大規模な臨床研究や治験を迅速に実施する臨床研究メガホスピタルを目指しております。

 また、昨年の12月には国立大学病院臨床研究推進会議の第3回中国四国地区連絡会が開催され、そこに中国四国地区のすべての国立大学病院が集まり、連携のもと臨床研究の推進を図って行くための協議がなされました。

 「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」事業では、基礎研究から臨床研究への接続に必要な人材や設備などの基盤を整備することにより、アカデミアによる革新的な基盤研究の成果を一貫して実用化に繋ぐ体制を構築し、革新的な医薬品・医療機器等を持続的かつより多く創出することを目指します。「健康寿命の延伸を目指した次世代医療橋渡し研究支援拠点」として高齢化による新たな医療分野での研究開発を視野に、医学、歯学、介護など多様なニーズへ適正に対応できる橋渡し研究拠点を確立させてまいります。

 これらの拠点事業はすべて中国四国地区の皆様の多大なるご支援とご協力のもとに進んでまいりますので、何とぞよろしくお願い申し上げます。

 日本は今、65歳以上の高齢者が総人口の25%を超えております。未だ経験をしたことがない少子高齢の社会を乗り越えて行かなければなりません。このネットワークを活用し、中国四国地区の皆様といろいろ知恵を出し合って、明るい未来を実現してまいりたいと思います。

 本年が皆様にとりまして希望に満ちた素晴らしい年となりますことをご祈念申し上げ、念頭の挨拶といたします。


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