記者は見た 4580人の「がばあご」

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 佐賀県医療センター好生館の、出入り業者が車を停める場所の端っこに、好生館の建設に関わった現場職人4580人の名前を記した金属プレートの記念碑がひっそりとある=写真。

 説明書きに「佐賀県医療センター好生館は、平成22年10月より平成25年3月の30ヵ月間で4580名の職人達の手によって完成しました。職人達は、『がんばってくれてありがとう 今日もご安全に』という互いを労う気持ちを『がばあご』という現場独自の挨拶にして一致団結して工事を行いました。」とある。

 現場の職人として後世に名前が残ることはとても名誉で誇れることだろう。なかなか粋なことをするものである。

 かつて工事現場や工場などで、災害ゼロを目指すという意味で、指で丸を作って「ご安全に」と挨拶を交わすことが全国に広がった。それを思い出しながら、この記念碑が目立たないところに設置してあることにも好感を覚えた。

悩みも消える指宿駅前ふれあい足湯

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 指宿での取材の帰り、来た時には気づかなかったが、駅前に足湯があった。傍らの土産屋にタオルを売っていたのでさっそくつかることに。

 指宿といえば砂むしぶろが有名だが、こんな感じで誰でも手軽に利用できる温泉は大好きだ。それに無料。足先からのリラックスにさきほどからいっぱいだった頭の中の悩みも消えたみたい。でもあまりの気持ちのよさに時の経つのを忘れ、帰りの列車に危うく乗り遅れそうになった。

豊浦病院の横でそびえる3本の石柱

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 上領院長に聞くと、広島陸軍病院小串分院から国立山口病院となったころの病院玄関の車寄せの柱。小串駅に造作の門柱もあり、駅から病院に直結する形状で鎮座している。

 昭和22年暮れ、昭和天皇が行幸の折にこの地に立ち寄って松を植樹したこともあり、往時をしのぶモダンな車寄せの保存を望む声があったことから、現地に残されたという。カメラを向けたら秋

 歴史のある病院にはなにかしらこういったものが残っていて、運良く遭遇すると、しめた!という気持ちになる。


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