職業柄、病ダレの漢字が書かれたニュースには敏感になっている。
フランスのメディアが中国赤十字のデータをもとに報じた内容によると、中国の医療過誤死は年間40万人以上で、大半は薬の誤用だという。
中国といえば8月の末、膀胱がんが悪化して江沢民が上海市内の病院に緊急入院したと、日本の大手マスコミが報じた。9月現在、中国国内では死亡説もささやかれているようだが、中国外交部の報道官は9日に「知らない」と答えたと伝わる。
一方で8月28日、中国国家衛生・計画出産委員会と中国商務部は、北京や天津などの7都市に、外資系独資病院を設立可能にする方針を通知した。
病院の設立を申請する法人は、民事責任を独立して負うことが可能であることや、世界トップレベルの医療技術・設備を提供できることが求められるという。
国外のニュースに気を取られたが、国内のデング熱の流行は、病名に病ダレの漢字が付かないのでしばらく見落としていた。猛省をしたい。