人|笑顔のある人として生きたい 田川 羊子さん

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アクロス福岡前の天神中央公園で撮影(9月5日)

 「得意なのは笑顔です」。

 就職面談に関わる仕事をしているのでとても大切なんです、と話す。

 笑顔にもいろんなランクがあり、相手の表情から気分を読み取って合わせる。過剰でも足りなくても効果がないとも語る。

 「口元は笑っても目が笑っていない人は、相手に気づかれます」。だから、いつも本心から笑っていたいんですと言う。

 「ちょっとでも楽しいことが目に触れれば、それを心にとどめておく」が笑顔のコツだそうだ。

 2007年に検診で右胸にがんがあることが分かり、夕食の時に家族に、早期発見できたことを話すと、中3の娘の目から涙が、手の止まった茶碗にいくつも落ちた光景を忘れないという。

 「だからがんに負けるわけにはいかないと思ったんです」。

 1人で悩み苦しんでいてもしょうがないと思った矢先に、病院で乳がん患者会あけぼの福岡のパンフレットを目にとめた。

 若いころ披露宴の司会業をしていた経験を生かして、今はあけぼの福岡の一会員として、大きな集いで司会者を任されている。

 「相手を引き立てるのが上手な司会者。いい集いだったと参加者が思えば成功で、司会がよかったと言われたら失敗」とプロの顔になる。

 「たぶん目立ちたがり屋なんですよ。人の前に出るのが好きなんです」。そう言って笑った。

 女性に訴えたいことは、「一度きりの人生だから、ただ漠然と過ごすのではなく、心の中に行動する目を養ってほしい。そうすればほんの少し、前に踏み出せるはず」。

 そう話す田川さんの目標は、笑って過ごすこと。

 当時中3だった娘も大学4年生。検診はちゃんと受けているかと口うるさいそうである。


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