新開発の製品や研究が公開される
岡山市北区の岡山大学鹿田キャンパスで、3月18日から20までの3日間、岡山大学が主催する岡山メディカルイノベーションが開かれた。これは文科省の「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」の一環として実施されたもので、共催はメディカルテクノおかやま、岡山県、岡山市、岡山県産業振興財団、ハートフルビジネスおかやま、岡山県医用工学研究会、おかやま生体信号研究会。来場者数は3日間で354人だった。20日には、第17回おかやま生体信号研究会例会も併催された。
会場では健康・医療・福祉に関連する器具や装置、人工網膜の研究などが展示され、企業の製品開発例や大学の研究シーズなどが紹介された。また神戸大学大学院工学研究科の山根隆志教授が人工心臓の開発に関して話したほか、岡山大学の窪木拓男教授が口腔インプラント義肢の現状と再生歯科医療の最前線について語るなど、医工連携や製品開発に関する講演があった。