熊本県腎臓病患者連絡協議会(熊腎協=熊本市中央区黒髪)の堤田知夫会長が10日午後、胃がんのため亡くなった。73歳だった。通夜は11日、葬儀は12日、ファミーユ長嶺東で行なわれた。喪主は妻の伊津子さん。
堤田会長は当紙2012年7月号(守れ透析 腎臓病患者連絡協議会の取組から)に登場、会員2千人の先頭に立ち、組織の拡大と若い医師への働きかけに力を注ぎ、今の透析制度を未来に残すため尽力された。
熊腎協では「堤田会長の意志を引き継ぎ、熊本県のみならず、全国の患者のために活動を強めたい」と話している。
堤田知夫会長のご冥福をお祈りします。