医師会立准看護師養成所の各学年1人に江口姉妹基金

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福岡県医師会が情報発信を強化

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左から山本英彦理事、原口宏之常任理事、杉健三理事、原祐一理事。

 2か月に1度開催される福岡県医師会の定例記者会見が、3月19日、福岡市博多区の福岡県医師会館で行なわれた。

 杉健三理事は、今年4月から施行される「江口姉妹基金に対する奨学金規定」を紹介した。この基金は、昨年8月22日に福岡県大牟田市で㈲江口栄商店を経営していた江口孝恵さん(故人)から1億円の寄附があったことをきっかけに設置されたもので、福岡県内にある17か所の医師会立准看護師養成所に在籍する学生に給付する奨学金。今年度以降に在籍している学生が対象で、各養成所の各学年から1名が、養成所の長の推薦を受け申請書を提出する。学業成績や保護者の収入状況などを考慮して、運営委員会が給付を決定するという。月額2万円の給付で、原則返還義務は発生しないとのこと。

 原祐一理事は、今年4月から北九州市若松区と、古賀市を含む糟屋郡一帯で試験的に始めた、福岡県医師会診療情報ネットワーク「とびうめネット」について紹介した。かかりつけ医を通して市民が事前に、病歴や服用中の薬、アレルギーの有無などの医療情報を医師会のサーバに登録するもの。緊急時に病院や消防・救急隊が閲覧する。

 そのほか、感染症の発生動向や花粉症についての情報が報告された。インフルエンザに注意が呼びかけられたほか、厚労省健康局結核感染症課が出した麻しん患者の増加を知らせる連絡などが紹介された。また今年も先天性風疹症候群が増えているという。

 松田会長はあいさつで「これまでは記者会見の内容を、医報やウェブサイトを通し、文章として伝えていたが、今後は映像として情報発信する。幅広い年代の県民に対して、案内板の役割を担う」と述べた。会見の様子は5分ほどの動画に編集され、ウェブサイトで誰でも無料で視聴できる。


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