支払い基金との懇談会に参加して

  • はてなブックマークに追加
  • Google Bookmarks に追加
  • Yahoo!ブックマークに登録
  • del.icio.us に登録
  • ライブドアクリップに追加
  • RSS
  • この記事についてTwitterでつぶやく

 3月13日の午後2時から社会保険診療報酬支払基金福岡支部(福岡市博多区)で行なわれた報道機関懇談会に参加をした。 現在、多くのレセプトは電子化されているそうで、画面審査のデモンストレーションも見た。

 電子化にともない人員を減らせるようになったそうで、全国の職員数を見ると、平成13年度と比較して1千762人減の4千559人だそうだ。しかし福岡県はまだ紙レセプトが8・1%もあるそうで、全国的にも多いということ(全国平均は6・6%)。電子化されていても大変な仕事だと感じたので、紙レセプトはもっと大変だろう。
「まだ人数が多すぎる」と言った記者もいたが、自分はそうは思わない。意見交換をした別の記者も、そうは思わなかったようだ。

 他紙記者からは今年発覚した「福岡県遠賀郡の病院が入院基本料などの診療報酬2億7千万円を不正受給していた件」についても質問があった。これは、誤解を解くために、支払基金側が待っていた質問ではないかと思う。

 解答は「監査の権能がない。レセプトに関係ない入院基本料などの部分は分からない」というものだった。だが、「怪しいレセプトをみつけた時は関連機関に情報提供をする時もある。麻薬取締法に抵触するのではないかと疑わしい場合もある」とのことだった。

 時節がら東日本大震災の話題にも触れられた。カルテが紛失した人のために特例でレセプトを調べ、処方されていた薬を教えたりもしたそうだ。

 東京と大阪のサーバにデータが保存されているそうで、毎月10日が〆日。だから最新の情報が提供できたという話だった。

 福岡は、査定件数率が1.995%(全国平均1.166%)、査定点数率0.487%(全国平均0.286%)と全国平均を上回るという。査定が減るようになれば良いなと感想を持った。(平増)


九州医事新報社ではライター(編集職)を募集しています

九州初の地下鉄駅直結タワー|Brillia Tower西新 来場予約受付中

九州医事新報社ブログ

読者アンケートにご協力ください

バングラデシュに看護学校を建てるプロジェクト

人体にも環境にも優しい天然素材で作られた枕で快適な眠りを。100%天然素材のラテックス枕NEMCA

暮らし継がれる家|三井ホーム

一般社団法人メディワーククリエイト

日本赤十字社

全国骨髄バンク推進連絡協議会

今月の1冊

編集担当者が毎月オススメの書籍を紹介していくコーナーです。

【今月の1冊, 今月の一冊】
イメージ:今月の1冊 - 88. AI vs. 教科書が読めない 子どもたち

Twitter


ページ上部へ戻る