「4ワクチンの定期接種化を」「水痘・おたふくかぜ・成人用肺炎球菌・B型肝炎の定期接種化について意見書提出」
福岡県医師会で1月15日、定例会見があった。出席したのは写真右から、原祐一理事、蓮澤浩明副会長、原口宏之常任理事。
内容は①最近の感染症の発生動向について②4ワクチンの定期接種化に係る意見書の提出について③福岡県JMAT災害時医療災害時医療救護訓練について④第6回福岡県医学会総会について⑤県民のための公開講座についての案内の5点。
4ワクチン(水痘・おたふくかぜ・成人用肺炎球菌・B型肝炎)の定期接種化を求める意見書の提出について原口宏之常任理事は、平成24年5月23日、厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会で「医学的・科学的観点から、7ワクチン(子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌、水痘、おたふくかぜ、成人用肺炎球菌、B型肝炎)の接種を促進していくことが望ましい」との提言がまとめられ、今年4月1日施行の予防接種法の一部を改正する法律で、3ワクチン(子宮頸がん予防、ヒブ、小児用肺炎球菌)が、定期接種化されることになった。残る4ワクチン(水痘・おたふくかぜ・成人用肺炎球菌・B型肝炎)も早期に定期接種に位置付けるよう県議会に意見書を求めた。その結果、昨年12月19日、福岡県議会議長の松尾統章氏から内閣総理大臣、衆議院議長、参議議長、厚生労働大臣あてに意見書を提出したと報告した。