年頭のご挨拶|谷原秀信(熊本大学医学部附属病院長)

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熊本大学医学部附属病院長 谷原秀信

 新年あけましておめでとうございます。

 旧年は、日本経済もアベノミクス効果によって改善の兆しが見えてきたように感じた一年でした。東北大震災後の復興が思うように進まず、日本経済の停滞の中で、最近は、憂鬱な気分になることが多かったように思います。しかし、日本経済の復調によって、少しずつ明るい雰囲気が世相に浸透してきたように感じます。2013年にヒットしたドラマは、「あまちゃん」「半沢直樹」などですが、主人公は、いずれの劇中においても辛い状況に打ち負かされず、状況の打開に向けて、前向きに挑戦し続ける姿が描かれていました。同様に、今の日本社会にとって大切な事は、現在の苦境を嘆くことではなくて、少しでも状況の改善を目指して、絶え間ない努力を継続していくことであると思います。本院でも2014年には、「より良い大学病院」を目指した挑戦を続けたいと思います。

 本院の理念として「本院は、患者本位の医療の実践、医学の発展及び医療人の育成に努め、地域の福祉と健康に貢献する」と謳っております。診療と教育の場となる本院は、現在、再開発計画が順調に進捗しており、既に東・西新病棟と中央診療棟が稼働しております。新年は、いよいよ待望の新外来棟が竣工する予定であり、2014年9月中に予定されているオープンに向けて、本院でも準備が着実に進めているところです。また患者様や職員に少しでも快適な環境を提供できるようにと、新年には、コンビニエンス・ストアやカフェテリアの設置を予定しています。

 さらに大きな課題として、本院は、「地域の福祉と健康に貢献する」という理念に対して積極的に取り組みたいと考えております。

 私の年頭の抱負として、大学病院と地域内連携病院との交流を深めて、熊本県全体の地域医療を最適化させるような体制を構築できるように努力したいと考えて、2014年春には、熊本県の「地域医療支援センター」を大学病院に受託する方向で調整を進めています。新年は、優れた医療人の育成を通じて、地域医療・福祉に対して、より積極的な形で貢献したいと祈念しております。

 皆様の新たな跳躍の年になりますように祈念致します。今年も、本院をご支援、ご鞭撻くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。


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