福岡国際会議場で九州ホスピタルショウ2013

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 今回で9回目となる九州ホスピタルショウ2013が、11月13日と14日、福岡国際会議場であった。主催は一般社団法人日本経営協会で、九州医療機器団体連合会が共催した。

 開会挨拶を㈱麻生飯塚病院の田中二郎院長(写真上)、記念講演を村上和雄筑波大学名誉教授が行なった。また、横井宏佳福岡山王病院循環器センター長と竹内一馬那珂川病院血管外科部長が、特別招待講演で講師を務めた。看護セミナーも開かれ、聖マリア学院大学の矢野正子学長が「看護職の過去・現在・明日」と題して基調講演。実践活動発表では、石橋あかね長田病院科長、貞方三枝子長崎大学病院看護部副部長、山本美子福岡県済生会二日市病院看護部副部長などが、看護教育やワーク・ライフ・バランスについて発表、猿渡祐子久留米大学医療センター看護部長と、塚﨑惠子福岡市民病院看護部長が座長を担当した。出展企業団体は50を上回った。

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 開催記念講演会として、ヒト・レニンの遺伝子解読で知られる、筑波大学名誉教授で公益財団法人国際科学振興財団バイオ研究所所長の村上和雄氏が「感動や笑いが遺伝子をONにする」のタイトルで、現在の自身の研究や、研究に対する心構えを話した。村上氏は現在笑いをテーマに研究しており、漫才を聞いた糖尿病患者の血糖値が下がった例を紹介した。

病院IT化セミナー

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上の写真は呉医療センターの川本部長。下は鳥取大学の近藤教授。

 独立行政法人国立病院機構呉医療センターの川本 俊治統括診療部長・医療情報部長と、鳥取大学医学部附属病院医療情報部長の混同博史教授が、それぞれの病院の導入事例を紹介した。

 呉医療センターでは平成23年から、電子カルテ系で治療ガイドラインなどのインターネット上の情報を閲覧する目的と、電子カルテの情報を褥瘡やNSTなどの診療支援に活かせる仕組みづくりのために、中間サーバを奥仮想サーバー方式を導入した。チーム医療に有効で、以降50日以上の在院患者が大幅に減ったという。

 近藤教授は、鳥取県の電子カルテ相互参照システム「おしどりネット」を紹介した。

展示ブース

 展示ブースには、50を超える企業・団体が出展した。

 福岡県鞍手郡の大石産業㈱フィルム事業部は、アンモニアとトリメチルアミンの臭いを吸着し中和する消臭袋を展示。「現在はまだ開発中だが、使用済み紙おむつ用の汚物処理袋として使って欲しい」と、技術部の小倉啓弘さんは来場者に伝えた。


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