手元にインターネット環境がある人はぜひ「佐賀県 AKB48」の単語で検索してもらいたい。佐賀県庁の職員や関係スタッフが踊る、左のような動画をYouTubeで見ることができる。
動画タイトルは「恋するフォーチュンクッキー佐賀県庁バージョン=AKB48[ 公式]」で3分24秒の長さ。閲覧数は130万近くに登っている。すでにマスコミで紹介されているからご存知の人も多いだろう。
振り付けをやや懐古調にして素人にも踊りやすくしてあり、いろんな団体や企業が参画、ネットに動画をアップしている。県としては佐賀県が初。
これを見て大ウケするか、それともどん引きするかは各人にまかせるにしても、「やるとすれば、やっぱ佐賀県でしょ!」といったところか。
この動画を見ながら思うのは、発案と企画、実施の中心がトップダウンにしてもボトムアップにしても、誰もが「我こそ主人公」といった顔をしているところだ。
プロの手による音楽と素人の踊りをつなぎ合わせてメッセージ化させる手法はずっと前から海外にあり、「Where the Hellis Matt? 2008」などは4千600万の閲覧がある。
「恋するフォーチュンクッキー佐賀県庁バージョン」の閲覧数もまだ伸びるだろう。
面白いものは、そこに参加している人だけでなく見ている人も楽しくさせる。今の職場をもっと楽しくできないかとみんなで知恵を絞れば、それだけで心が1つになる。