◎文庫を購入
取材の移動時間に読むために、チャンドラーの「湖中の女」を買った。今は読まずに積んでいる。バスでは酔うので読めないが、電車なら大丈夫。遠方に行くのが少し楽しみになった。乗り過ごしに注意したい。(平増)
◎ツェねずみ
子供を過保護に育てたらどうなるかを、宮沢賢治の短編「ツェねずみ」に登場するネズミが演じている。相手の好意を逆手にとって被害者面し、「償、(まど)うてください、償うてください」と食い下がり、さみしく惨めな結末となる。有名な作品だそうで読まれた方も多いだろう。この作品を教えてくれたのはNHKのラジオで朗読をしている職業の人。会ったことはないが、フェイスブックでつながった。ちなみに「ツェねずみ」は、ネットの「青空文庫」でも読める。(川本)