未来プロジェクト2013

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8月24 日、25 日の2日間、福岡市中央区天神の天神ビルで、NPO法人ハッピーマンマ主催の「未来プロジェクト2013」が開かれた。
 将来の医療従事者にチーム医療の大切さを学んでもらうことが目的。2008年から始まり、今年で6回目となる。

 この日参加したのは福岡県内7校5学部(医学部、薬学部、看護学部、心理学部、療法学科)の医療系学生52人と、医師やがん患者約50人など、およそ100人。講義のほか、他職種の学生が7グループに分かれ、チーム医療に必要なことを学んだ。

 参加学生の主な感想は次の通り。

【医学生】
●チーム医療の重要性を再認識した
●他の学科の人と話したのは大きな収穫だった
●今回の経験を活かして授業を受けたい
●実習に出ていなかった低学年の時に参加すればよかった。
【薬学生】
●薬剤師は話を聞くことがとても重要だと思う
●薬剤師の顔も知らなかったと患者さんから聞き、ショックだった
●学校では学べない貴重な体験だった
●処方箋を見て調剤するだけでなく、患者さんのことを考えて業務を行ないたい
●「普通でいられることがいちばんうれしい」との患者さんの言葉が印象に残った
●医師に対して堂々とサポートできる知識を身につけたい。
【看護師】
●患者さんの声をチームに届けられるようになりたい
●患者さんも「チーム医療」を知る必要があると思った
●医療者同士のコミニュケーションも重要になる
●非言語的メッセージが患者さんの不安を軽減したり支えとなったりするとわかった
●患者さんの話を実際に聞いて、自分の目指す看護が見えたような気がする
●患者さんは、そばに居てじっと話を聴いてほしいという思いがある。タッチングによる安心感は絶大だとわかった
●医者にとって患者は大勢いても、患者にとっては医者は1人だという言葉が印象に残った。
【療法士】
●聞き方1つで話しやすくなるので、聞き上手になりたい
●相手が何を伝えたいのか、またうまく聞き出すなどコミュニケーションの深さを知った
●専門知識を深め、患者に一番よい治療が提供できるPTになりたい
●他職種を理解し、情報共有と連携を図るためにはコミュニケーションが大事だ
●医療職を目指す皆さんと意見を交わし、すごく刺激になった
●他職種との信頼関係がとても大切とわかった。医療チームの関係が良いものでないと患者に良いケアを提供できないと思う
●患者さんの話で、がんになって気付いたこと、感謝することが増えてよかったとおっしゃっていたことが印象に残った。

(取材協力=NPO法人ハッピーマンマ事務局)


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