精神保健福祉夏期講座
7月31日と8月1日の両日、福岡県春日市のクローバープラザで精神保健福祉夏期講座「現代の思春期の心に寄りそう」があり、小中高教諭を中心に336人が参加した。
主催は福岡県精神保健福祉協会と同精神保健福祉センター。
講師は神庭重信九州大学医学研究院教授、阪中順子四天王寺学園小学校教諭、三原聡子臨床心理士、緒方よしみ福岡市発達障がい者支援センター所長で、参加者数が予定を大きく上回ったのは、世相の反映とも言えそう。
講座修了後アンケートに答えたのは188人(56%)で、内訳は養護教諭69人、教諭30人、保健師25人、相談・指導員24人、心理・福祉職21人、看護師8人、医師2人など。
感想は「大変役に立った」と「役に立った」を合わせると、4講演に差はあるものの75%〜90%と高評価。自由記述では、昨年と同様、学ぶ姿勢で参加した人は建設的で前向きな感想が多く、即効的な効能を得に来た人には、期待に沿わなかったことへの落胆があった。(川本)